パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パドヴァのソット・サローネからアマトリーチェへ :: 2016/10/13(Thu)

8月下旬に発生したイタリア中部地震に関しては、冬の寒い季節が目前に狭り、住民の方々の生活の立て直し等、大きな問題を抱えている。

私個人的にできることなど、到底小さなこととは思いつつ、小さな義援金のできる機会を見つけては、参加するようにはしているが…

先日、パドヴァの市民の台所として知られる、長い歴史ももつ、ラジョーネ宮下、通称《ソット・イル・サローネ》において、この震災の義援金活動が行われた。

ソット・イル・サローネは、この建物の13世紀の完成時より商業施設として成り立ってきた場所。現在も、約50軒の食料品を中心にした商店が軒を連ね、いわゆる、歴史的商店街、となっている。

我が家も然り、この商店街には常日頃からお世話になっており、チーズ・ハム類、肉・魚、パン、生パスタ等々、頻繁に足を運ぶ場所。お店の人と顔なじみになり、買い物をしない日でも、通りを歩くとあちこちから、威勢のいい声で声をかけてもらうと、なんだかこっちまで元気になる、という、ビタミン剤みたいな場所でもある。

さて、この商店街のなかのいつもの常連として立ち寄るチーズ専門店の一店にて買い物をしていたら、お店の人から、ある企画に誘われた。

それは、同震災にて被害を受けたこの地域のカゼイフィーチョ(チーズ製造所)を助けよう、という企画夕食会を、このソット・サローネで開催する、というもの。

もちろん参加するよ〜、と声をかけて、前日に予約電話をしたら、なんと満席。盛況のため、2回転させる、というので、第2部に参加することにした。

夜のソット・サローネは朝の雰囲気とはまるで違い、なんだかしっとりとした雰囲気。そんななかで多くの人々がテーブルに座り、食事を楽しんでいる。

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いつもは各店のバンコ(カウンター)に居る顔なじみの定員たちが、この日は調理人であり、カメリエーレだ。

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チケットにお金を払い、即席テーブルにつく。
まずはじめは、地元のチーズ、アジアーゴの盛り合わせ。熟成の若いのと1年熟成のもの。

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そして、肉のタリアータ。

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もちろん、各店のショーケースから出してきたものを持よって調理する。
ここにワインとお水がついて15ユーロなり。
これは全て、アマチリーチェに寄付されるらしい。

美味しく、なんだか特別感ある空間に、なんだか急に寒くなった一夜ではあったが、心が少しあったまった気がした。

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