パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パドヴァで食材を買うなら「Gastronomia Marcoin (ガストロノミア・マルコリン)」 :: 2018/04/13(Fri)

パドヴァーニの台所ともなる、ラジョーネ宮下の「ソット・イル・サローネ」とその建物を南北に位置するエルバ広場とフルッタ広場には、毎朝合計150店舗もの店が立ち並ぶ、大きなメルカートが開かれる。完全に地元民の通う、地元民で活気のあふれる場所だ。

ラジョーネ宮は通称「サローネ」とよばれている。だから、その建物の下(=ソット)は「ソット・イル・サローネ(=サローネの下)」。

ここは2本の廊下となり、建築当時の13世紀の時代から商店街であった場所。現在も、ここは食材店を中心に約80店舗が軒を並べる。扱われる食材は、肉加工品、チーズ、パスタ、魚屋、お菓子や、パン屋、惣菜屋…等々。結構な圧巻な光景で、数多くある店舗のなかでも、パドヴァの人たちそれぞれにご贔屓店があり、大抵は”いつもの”店に行って買い物をするのが通常。

私自身も、肉なら、チーズなら、魚なら、ハム類なら…という選択肢をいくつか持って、それらを回る。何よりも、安心して買い物ができるのが利点。

そんな店々のなかでも、私のなかで抜群に信頼を寄せている店がある。それが、このマルコリンという店。

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チーズの種類の豊富さとその質の良さが特に気に入っているところ。購入したことはまだないのだが、惣菜なども彼らの工房でつくられるもので、それらの需要も多い。

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もともと、現在の店主のステファノさんのお父様の代にこの地に店を開いたのが始まり。当初は、バッカラ(ストカフィッソ)とアリンゲ(ニシンの塩漬け)が専門だったとか。

今でのその名残にて、店に釣り下がるストカフィッソが目をひくし、時間のかかる水戻しのできたそれらも常備している。

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戻したものを購入に行くと、用途を聞かれる。マンテカートにするのか、もしくはヴィチャンティーナにするのか、フリットにするのか、インサラータにするのか…大抵は、半分に切って売っているので、腹側と尾側で使い分ける。つまりは、腹のほうが繊維が弱くて柔らかいから煮物などに、尾側は繊維が強いので、マンテカートにはことらが向いている。

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バッカラ商品に関しては、店のオリジナル性であることもあり、最近では、マンテカートの瓶詰めなどの加工品も販売するようになっている。もちろん手作りなので、これも美味しい。

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こうして、ステファノさんの代に変わるにつれて、商品群は増えて、店頭に並ぶ他食材も幅広く置くようになったが、それらの質の良さは信頼のおけるものであり、小さな小さな店内は、いつもいつも人でいっぱいだ。

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スタッフは総勢20名。皆食材に詳しく、そしてとても親切。真空パックなどのお願いにも対応してくれる。

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Gastronomia Marcolin
Sotto il Salone 49, Padova
Tel; +39.049.8750654



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